原石販売
天山石の品質
天山石の品質
色が違うように石にもそれぞれの品質があります。
基本的に石は硬度が高く、吸水率が低いほうが良質な石とされています。
その中でも天山石の品質は業界の中でもトップクラスの品質で、硬度・吸水率ともに
高スコアを出しており、経年劣化が少ないことでも有名な石です。
弊社でも採石された石を専門の施設で実際に試験してもらっております。
吸水率・硬度による違い
石の硬度が低ければ吸水率も高くなり、時間が経過するにつれ表面の艶落ちや破損、シミや変色といったリスク上昇があり『石自体の劣化が早い』のが特徴です。
その点、天山石は上記で説明したように主に墓石材として使われている石の中でも優秀な石に分類されています。
天山石の歴史
天山石の産地、唐津市七山は海や川が近い事で生産や輸送の地の利を得ていたと云われています。そして今の小城市牛津町の砥川に石工集団が集住し、その名声は広く世に知らせていました。江戸時代の初期、慶長7年からの唐津城の築城の際も砥川石工と呼ばれる集団が活躍して天山石を使用したと歴史書に記述されています。
しかし本格的に天山石が注目を浴び採掘されだしたのは昭和の時代になってからだと云われています。