お墓に対する安全施工

お墓はどこの石屋さんで建てても一見一緒のように見えます。
そのため、心理的にもお墓を購入する際に少しでも安い石屋さんから購入したくなってしまいます。
しかし、お墓で最も重要なのは『安全な施工がされているか？』です。
弊社ではお墓を作って頂いた方に対して将来安心して頂ける【安全施工】をモットーとし、
見えないところにも気を配りながらお墓を施工させて頂いております。

松杭打ち込み

お持ちになられている墓地が軟弱地盤だった場合、弊社では松杭の打ち込み(2m物)を推奨しております。
この松杭を打ち込むことで土と木に摩擦が生まれ基礎コンクリートを下から支える強固な柱となります。
墓地が山地のような地盤が固い場所は松杭の打ち込みが不要な場合もあり、本数もお墓のサイズや敷地の広さにによって異なります。
（※佐賀平野は基本的に軟弱地となりますので松杭の打ち込みを推奨いたします。）

強固な基礎コンクリート

お墓を建てる際の土台になるものに基礎コンクリートがございます。
この基礎コンクリートが薄かったり、内部の鉄筋がなかったりするとお墓を
しっかりと支える強度が生まれません。
弊社の基礎コンクリートは基本として厚みは15cm、使用している鉄筋も4分筋(12mm)と
強度が出る規格を採用しております。

土台石の接合部の強化

石の部品ではお墓の一番下に位置する石（土台石）の継ぎ目部分には接着剤だけではなく
ステンレスのカスガイを使用しており石同士のズレを防止します。
一番下の石がずれてしまうとそれに連動し上にのってくる石も同時にズレが
生じてしまいますので重要な施工です。

壁石のホゾ加工

弊社ではご先祖様のお遺骨を囲む壁になる石にもただお互いを接着剤を使用するだけでなく、
石にホゾ加工を採用しております。形は違いますが家の木組みをするときにもこの工法が使われており
強度を上げる為にも重要な加工になっております。

耐震棒の活用

近年では地震が多くなり、お墓にもその影響は及びます。施工が悪いと些細な地震の揺れが生じただけで
お墓が倒壊してしまったりすることは珍しくはありません。
地震で倒壊する石は一番上にのっている竿石という部品が多く、弊社では竿石とその下の土台石の間に耐震棒を使用しております。
また、その箇所以外にも必要な箇所は積極的に耐震棒を使用し、地震に強いお墓づくりを心掛けております。
耐震棒は腐食が起きないように素材はステンレスを使用しており、長年にわたり皆様のお墓を守ります。